近未来アニメのおすすめ
1投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛フクハウチー  投稿日:2019年02月03日(日) 15時04分42秒 ID:kIJ6g3yj
serial experiments lain(シリアルエクスペリメンツレイン)直訳:レインへの連続する実験
1998年3月に放映された作品
これがどれだけ衝撃な作品だったかというのは、21年も経った今ですから、当時リアルタイムで見ていた俺でも具体的な感想は忘れてます。
(感想文はその時に書いておくべきだと今になってつくづく思います。)
なので、当時がどんな状況だったか、Wikipediaとかで調べてみると
移動通信が2Gの時代で、j-skyがサービス開始したのが1997年11月、i-modeは1999年1月。2ちゃんは1999年5月。
家庭向けにADSLが提供され始めたのは2000年。ポケベルのWikipediaには98年頃は衰退期と書かれています。
その付近の文章に「携帯電話、PHSは繋がりにくく通話可能でも電波が弱く、通話不可能な地域が多かった」と書かれています。
そういえばそうでしたじゃありませんか、携帯電話は繋がりにくいし高いから〜みたいな時代がありましたね!

1998年の日本の人口は約1億2600万人(e-stat調べ)、98年2月のインターネット利用者は約1000万人(impress調べ)
つまり人口の約7.93%にしかネットが普及していなかった時代です。100人中8人くらいしかネットを利用したことがないという事です。
lainはそんなネット黎明期、あめぞう全盛期に放映されたネットを中心にした近未来モノのアニメです。
一口に「近未来モノ」と言っても、発想が飛ぶでしょう?「ロボが心を持った」「ロボとの愛物語」みたいな
ジャンルはちょっと違うけど「20年後を想定して作られた近未来SF」として爆発的ヒットした「エヴァンゲリオン」があります。
エヴァンゲリオンは1995年10月放映で、作中のセカンドインパクトは2015年だけど
2015年にあんな巨大人造人間ロボが出来たかという話ですよ。今の最新ロボでもやっと走ってジャンプ出来るくらいです。

「20年後がどうなってるか?」という想像は難しいんですよ。
大雑把には出来ても、ちょっと細かくなると全然想像つかなくなる。
今、2039年を細かく想像出来ますか? 僕が想像するにはVRとARがイイ感じに融合(雑)してスマホやディスプレイが無くなるんじゃないかな?くらいです。
それ以上はほとんど何の想像も付きません。僕が保有する仮想通貨もその頃には有るのか無いのか・・・(苦笑い)
もちろん放映当時シンジ君と同い年だった僕はエヴァンゲリオンにめっちゃ影響を受けましたが、その後に放映されたlainからの影響力の方が上でした。

話を戻しますが、携帯電話は緊急時の通話用としてメッセージは50文字までしか送れなくて、メールなんかPCじゃないと出来ない時代だったのです。
それがlainでは、中学生が、スマホのような携帯端末でペン型入力デバイスを使い、教室内の友人とメールのやり取りをしているのです。
今でこそLINEとかのメッセージアプリでやり取りしてるだろうし、ごく普通の光景ですが、当時は見た時
「中学生がメール使ってるんかよw」「てか携帯電話でメールなんか出来へんやろ!!」と思ったのを薄っすら覚えてます。
lain第一話の授業シーンでは黒板にprintf()やif()の文字が見えます。中2でC言語が必修科目になってます、つまり必然的にPC普及率がほぼ100%の時代。
つづく
2投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛フクハウチー  投稿日:2019年02月03日(日) 15時10分13秒
そして、同じく一話のシーン、主人公玲音(lain)が家に帰ると、ホコリをかぶった液晶ディスプレイの一体型PCがあります。
その頃はまだブラウン管の17インチや19インチが主流だった時代。
液晶ディスプレイは市場に出始めてはいたものの「描画が遅い」「視野角が狭い」「高杉で話にならん」と
これまた一部の新しもの好きしか購入しなかったもので、基本的にノートPC用の表示装置でした。

98年4月に発売されたAppleのPowerBook2400のスペックはCPU周波数180MHzメモリ16MBで43.8万円前後
同じく98年に発売されたソニーのVAIO PCG-719はMMX Pentium233MHzでメモリ32MB、価格は50万円前後
同じく98年に発売されたNEC製の液晶搭載デスクトップPC、ValueStar NX VC33はPentiumU333MHzにメモリが標準64MB(最大256MB)で37.8万円
上2つに比べるとデスクトップは速くて安く、コスパの面で大きく上回っていました。
さらに当時は自作が流行っていて、メーカー製の1/2〜1/3ほどの価格で同スペックのPCが組めましたね。
なので俺の中ではノートパソコンよりPDAやシグマリオンなどのハンドヘルドPCの方に興味がありました。
同98年発売のゲーム「街〜運命の交差点〜」でも主人公の雨宮桂馬は「ミニパソ」を持っていましたね。

lainがそんな一体型液晶PCの電源をつけると、ログイン画面
Win98時代にログインなんかしましたっけ?そんなにセキュリティを気にする必要が無かったから
起動したら直でデスクトップ画面に行って、WindowsNTくらいでしかログイン作業は無かったような?
で、lainが自分の名前を打つと「名前を喋って!」と音声認識の画面が
このシーンへの当時の感想は「未来過ぎるわ」でしたが
今はまだ指紋認証が出来るレベルで、音声認証は実装されてはいないものの、そのうち実装されてもおかしくない時代になってきました。
そんな雰囲気がこのアニメ全体を包んでいて、そこにとてつもなく近未来を感じていました。

lain第一話「WEIRD」
https://www.youtube.com/watch?v=AFniomRX_QA
WEIRDはlainの世界でいう「インターネット」の意味ですが、奇妙という意味とWIRED(繋がれた)のような意味を合わせてます
廃れましたが一時期Web2.0とか言われてましたね、これからもインターネットの名前が変わる事はあるのでしょうか
3投稿者:上武梨太郎  投稿日:2019年02月03日(日) 17時04分16秒
カロビってこんなにいっぱい書けるんだな・・・
4投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛フクハウチー  投稿日:2019年02月03日(日) 17時11分26秒
フラッシュゴードン
5投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛フクハウチー  投稿日:2019年02月03日(日) 18時52分46秒
何文字規制なんだろうな
6投稿者: 投稿日:2019年02月03日(日) 19時04分50秒
また30行書いたけど、投下しない方がいい? 決して荒らしてるつもりはないんだ!
カロビはお前の日記帳じゃないよとはよくいったものだ!
7投稿者:上武梨太郎  投稿日:2019年02月03日(日) 19時32分21秒
設定した当人が言ってると面白いかなと思って書いただけ
正直どう設定したか覚えてない

ご自由にどうぞ>30行書いたけど
8投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛フクハウチー  投稿日:2019年02月03日(日) 20時15分18秒
真・女神転生デビルサマナー(95年12月)・デビルサマナー ソウルハッカーズ(97年11月)
こちらはゲームになりますが、世界観がこれまた、lainほど細かくはありませんが
95年や97年の作品にして「銃に搭載された小型PCでネットに接続する」という発想が近未来過ぎる!!!作品でした。
近未来な感じはそこだけで、基本的に「レベルを上げてストーリーを進める」王道RPGなんですが

ソウルハッカーズでは、ネットの仮想空間上に潜む悪魔を懲らしめたり、悪魔が現実空間にやってきたりします。
ここでもまた俺はマジ驚愕しました。だってその頃はもちろんlain(98年)よりも前だしネット利用者人口も更に少なくて
チャットといえばIRCかWeb上のチャットやICQ、仮想空間でチャットするソフトはHabitattU(96年)やWorldsChat(95年)などが出たばかりで
既にそれの進化版のような物がゲームの中でとはいえ表現されているんですもの!

そのゲームの仮想空間上で死者の記憶(記録)を死者の目線になって体験するという描写があるのですが
lainの6話でも「ホジスン教授」という故人の記録をlainが仮想空間上に具現化させて、対話するというちょっと似たシーンがあるのです。
アニメでは「ホジソン」とも聞こえるので、ホジソンをググってみたところリチャード・ホジソンという実在の人物が見つかりました。
その人の外見がアニメのホジスン教授にそっくりなので、おそらくこの人をオマージュしたのでしょう。
で、そのリチャード・ホジソンに関する情報は殆ど無いのですが、Wikipediaを見る限り、イギリスの心理学会の創立者で
要約すると、懐疑主義で幽霊なんか絶対信じないぞ!という人で色んな霊媒師を論破したけど
ある霊媒師と出会ってガーン!この人はホンモノだ・・!てなって、人間は死んでも人格を保ち続けるということを確信して心理学会に入ったそうです。

アニメのホジスン教授は、子どもたちの脳神経細胞にPSIという特殊な電磁波を見出し、それを分析し解析し
子供たちを集めて、そのエネルギーを肥大化させるという実験の途中で、子供たちを全て死なせてしまいます。
子供の超能力を利用してエネルギーを生み出すというのは、AKIRAにも似てますね。
また、神経細胞の電気的な事について言及している点では
最近連載を再開した「のぞき屋」「殺し屋1」「ホムンクルス」でお馴染み山本英夫の「HIKARI-MAN」(2019年)にも通ずるものを感じます。

話が逸れましたが、2039年にはもしかするとそういうものが見つかっているかもしれませんね。
今の時代「死後の世界なんて死ななきゃわからない、考えるだけナンセンスだぜ」「アイツは俺たちの心の中に永遠に生き続けるさ・・・」
などというような結論を出している我々の陰で、ガチで死後を研究し続けている科学者も居るんでしょうか?居て欲しいです。
もしも人間が死んだ後に残す謎の物質(魂)が判明して、それや脳の記憶を
丸ごとブロックチェーンのような改ざん不可能な分散型ネットワークに記録することが出来るようになったとしたら
それは不死(世界中の記憶装置が破壊されない限り)を再現出来た事になるのでしょうか?
9投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛フクハウチー  投稿日:2019年02月03日(日) 20時24分02秒
攻殻機動隊の神山監督も言ってたが、近未来は技術とか時代背景の考察が逆に難しいそうだ
思いっきり遠未来のが好き勝手作れるから簡単だとか
10投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛フクハウチー  投稿日:2019年02月03日(日) 20時27分26秒
これ全部読まなあかんのか
11投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛フクハウチー  投稿日:2019年02月03日(日) 21時20分41秒
読むのも読まないのもカロビの自由やで
12投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛フクハウチー  投稿日:2019年02月03日(日) 23時29分45秒
lainを鑑賞中に俺が受けていた感銘は、コンピュータネットワークなんたらとかアイデンティティうんぬんの部分ではなく
そのビジュアル面で出崎統的止め絵的演出を継承しつつ、あのようなダークで都市生活的光景を黄みがかった画面で虚ろに描きだしているところだったな。
13投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛フクハウチー  投稿日:2019年02月03日(日) 23時31分26秒
要約係の出番が必要
14投稿者:四十路童貞  投稿日:2019年02月04日(月) 00時16分08秒
電脳コイルが評判良いけどあれは近未来っぽい
15投稿者: 投稿日:2019年02月04日(月) 02時35分15秒 ID:kIJ6g3yj
ワイのレイン熱を分かってくれはりますか!
やっぱりカロビーの人はすごいわ!かなわん、もう。
でも、今回は恥ずかしくはない、今回はなぜかあんまり恥ずかしくない、ちょっと恥ずかしいだけ
16投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2019年02月04日(月) 03時59分20秒
気になったんでkissanimeで1話見てきたけど
面白いやん
エンディングがRCサクセションでびっくりした
17投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2019年02月04日(月) 10時33分25秒
ここまでサイコパスの話なし
18投稿者: 投稿日:2019年02月04日(月) 19時28分44秒
いや〜、嬉しい!ぜひ見て下さい!
仲井戸麗市ですよね、突然全く雰囲気が違うからびっくりしますね、なんでそうなったんでしょうね
でも、チャボの遠い叫びは、海外でもすごく評価されていますよ。

ハードル下げるわけではないですが、後半正直ダレると思います。
話について行けないよってなりましたね、僕は。
1〜3話が予測出来ない衝撃の連続だったもんで、1〜3話を神格化して1〜3話を百回以上見てます。
そういうことってありませんか!

電脳コイルとサイコパスですか、どっちも気になって見てなかったやつなんで
とりあえず1〜3話を見てみますよ!

じゃ!

>ダークで都市生活的光景を黄みがかった画面で虚ろに
ここすごい良い表現をされますね!
19投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2019年02月04日(月) 21時33分58秒
電脳コイル懐かしいなぁ
もう10年以上経つんだな
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