- 1投稿者:恵比寿 投稿日:2011年03月23日(水) 16時54分26秒
- 放射能の雪だ
- 2投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 投稿日:2011年03月23日(水) 17時36分52秒
- 智恵子は東京に空が無いという
ほんとの空が見たいという
私は驚いて空を見る
桜若葉の間に在るのは
切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ
智恵子は遠くを見ながら言う
阿多多羅山の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとの空だという
あどけない空の話である。
- 3投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 投稿日:2011年03月23日(水) 17時41分48秒
- 死の灰か
- 4投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 投稿日:2011年03月23日(水) 18時16分36秒
- 君死にたまふことなかれ 与謝野晶子
ああ弟よ 君を泣く 君死にたまふことなかれ
末に生まれし君なれば 親の情けはまさりしを
親は刃を握らせて 人を殺せと教えしや
人を殺して死ねよとて 二十四までをそだてしや
堺の町の商人の 旧家を誇る主人にて
親の名を継ぐ君なれば 君死にたまふことなかれ
旅順の城は滅ぶとも 滅びずとてもなにごとぞ
商人の家の掟に なかりけり
- 5投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 投稿日:2011年03月23日(水) 18時16分52秒
- すめらみことは戦いに おおみずからは出でまさね
交みに人の血を流し 獣の道に死ねよとは
死ぬるが人の誉れとは 大みこころの深ければ
もとよりいかで思されむ
ああ弟よ戦いに 君死にたまふことなかれ
過ぎにし秋を父君に 遅れたまひし母君は
嘆きのなかにいたましく わが子を召され家を守り
安しと聞ける大御代も 母の白髪はまさりぬる
暖簾の陰にふして泣く あえかに若き新妻を
君忘るるや思えるや 十月も添はで別れたる
少女ごころを思いみよ この世ひとりの君ならで
ああまた誰を頼むべき 君死にたまふことなかれ
- 6投稿者:秋 投稿日:2011年03月23日(水) 18時43分53秒
- 高村は病んでいく千恵子の心の機微を読み取ることができなかったんだな。
- 7投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 投稿日:2011年03月23日(水) 19時53分29秒
- 知恵胡椒!ヽ(´ー`)ノ