2月28日に報告された、中国・武漢市を中心とする新型コロナウイルス感染者1099名を解析した論文によると、タバコを吸っている人、または過去に吸ったことのある人は、タバコを吸ったことのない人に比べて重症化リスクが1.66倍高く、呼吸器装着または死亡のリスクが3.24倍も高かったそうです(日本禁煙学会「喫煙歴がCOVID‐19肺炎の最大の重症化因子」2020年3月30日)。 また、WHOも3月20日の事務局長談話の中で、「タバコを吸わないでください。喫煙は、あなたがCOVID-19に感染した場合、重症化のリスクを高める恐れがあります」と警鐘を鳴らしています(WHO Director-General's opening remarks at the media briefing on COVID-19 - 20 March 2020)。