ネオフィトスのような神父もいる一方で、近年のキリスト教世界といえば聖職者による児童の性的暴行や、同性愛スキャンダルなどが次々と発覚している。 特に、フランスの社会学者フレデリック・マルテル氏の著書『In the Closet of the Vatican』では、「教会で働く聖職者の8割はゲイ」「表向きは同性愛を嫌悪している聖職者ほどゲイの割合が高い」などと暴露され、衝撃を与えている。 ネオフィトス本人のセクシャリティについては知る由もないが、キリスト教的価値観から見れば彼の方が「敬虔な信者」ということになるのだろうか。