- 158投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 投稿日:2012年12月29日(土) 19時02分32秒
- 昼前ホームのベンチに座っていたら唐突にもの凄い勢いで、
「お飲み物お持ちしゃっスがッ!#$%よろしおすかっ!」と聞かれた。
声の主は満面の笑みだが、視線は俺を通り抜けて背後の壁を見ている様だ。
髭剃り後が青々しているが鼻毛が落書きの様に飛び出していた。
2秒ほど固まってしまったが、俺は思い切ってオーダーしてみた。
「ままのおっぱい、ダブルで。」
彼の顔、上半分がみるみる真っ赤になり飛び上がりながら叫んだ。
「おっ、おっぱいだッてへぇ〜!”#$%!!!」
彼は三歩バックステップを踏んでからまた叫んで一礼した。
「あっ、あじがとごじゃましった〜〜っ!!!!」
踊るような足取りで去りゆく彼と入れ違いに電車が到着した。
ホームに他の人が居なくてよかった。