- 199投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 投稿日:2013年04月03日(水) 17時21分25秒
- 福島原発周辺で「動植物異常」相次ぐ チョウやニホンザルなどに異常、研究者が被曝影響と指摘
福島市や全村民が避難を余儀なくされている福島県飯舘村など、福島第一原原子力発電所からの
放射性物質で汚染された地域で、動物や植物に異常が多く見られることが研究者による調査で明らかになった。
3月30日に東京大学内で開催された「原発災害と生物・人・地域社会」(主催:飯舘村放射能エコロジー研究会)で、
東大や琉球大学などの研究者が、ほ乳類や鳥類、昆虫、植物から見つかった異常について報告した。
原発事故による生物への影響についての研究報告は国内でもきわめて少ないうえ、
4人もの研究者が一般市民向けに報告したケースはおそらく初めてだ。
●稲の遺伝子に異変
まず生物への影響に関してシンポジウムで最初に報告したのが、筑波大大学院生命環境科学研究科のランディープ・ラクワール教授。
「飯舘村での低レベルガンマ線照射に伴う稲の遺伝子発現の観察」というテーマで研究成果を発表した。(中略)
動物に現れた異常については、3人の研究者が、チョウ、鳥、サルの順に研究成果を発表した。
チョウについて研究内容を発表したのが、琉球大学理学部の大瀧丈二准教授。
「福島原発事故のヤマトシジミへの生物学的影響」と題した講演を行った。
大瀧准教授らの調査は、日本国内にごく普通に見られる小型のチョウであるヤマトシジミを福島第一原発の
周辺地域を含む東日本各地および放射能の影響がほとんどない沖縄県で採集し、外部被曝や内部被曝の実験を通じて
生存率や形態異常の有無を調べたものだ。大瀧准教授らの研究結果は昨年8月に海外のオンライン専門誌
「サイエンティフィックリポート」に発表され、フランスの大手新聞「ル・モンド」で大きく報じられるなど、世界的にも大きな反響があった。
http://toyokeizai.net/articles/-/13516