- 250投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 投稿日:2011年05月13日(金) 14時29分21秒
「原子力は安い」の大ウソ!
立命館大の大島堅一教授
「政府の審議会は計算に一定のモデルを使う。発電所建設がいくらか、何十年使うか、燃料はいくらかなどを仮定して計算すると、原子力が一番安いと出ている。
私がやったのは仮定ではなく実績をもとにした計算。国民が負担した費用はいくらだったか。それを得られた発電量で割ってみました」
40年間の実績(有価証券報告書)から割り出したところ、火力9・8円、原子力8・64円、水力7・08円。原子力がいちばん安くはない。
大島教授はさらに、国民負担という点から「税金負担分」をこれに加えた。税金は原発に多く使われているので、「原子力は(ほかの発電より税投入が)2円くらい高くなる」
結果は、原子力10・68円、火力9・9円、水力7・26円で、一番高いのは原子力発電だ。
大島教授は「再処理をいれると高コスト事業なんです。国民の合意が得られるかどうかは微妙だ」
原発に注ぎ込まれている税金とは何か。電源開発促進税というもので、1KWにつき37・5銭。
東京電力管内の一般家庭で毎月約108円が上乗せ徴収されているという。その税金が何に使われたかというと、
たとえば「青森・六ヶ所村の文化交流プラザ」の総事業費約32億8000万円の交付金として31億9000万円。
「福井・敦賀市のきらめき温泉リラポート」の総事業費約35億9000万円の交付金24億3000万円といった具合だ。