生産および出荷の減少により、HDDの平均単価は上昇した。 Western DigitalのHDD平均単価はタイ洪水前には50ドル弱だったのが、タイ洪水後には70ドル前後に上昇した。 Seagateの平均単価はタイ洪水前に50ドル強だったのが、タイ洪水後には70ドル強に上昇した。 このため両社の利益率は急速に改善し、タイ洪水の影響が軽かったSeagateに至っては、タイ洪水前の7倍近い純利益を計上している。
2.5インチSSD新製品、Team Xtreem-S2シリーズ(60〜240GB)が一部出回り始めた。 最大データ転送速度は読み込み時550MB/s、書き込み時480〜520MB/sだ。 価格面では、Seagate「ST2000DM001」(2TB)が特価で6000円を割り、1GB単価が2.99円になった。 Western Digital「WD30EZRX/K」(3TB)がタイムセール特価で9000円を割ったのも目につき、 Windows 8発売時の特売を除くと、3.5インチHDDも昨年夏から秋の価格水準にようやく近付いてきたといえる。 このほか、Plextor製SSD「M5 Pro」シリーズの512GBが、1ヵ月ぶりに3万5000円を割るなど、SSDにも特価が見られる。