- 97投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 投稿日:2009年07月27日(月) 20時09分12秒
IT業界っていっても非常に大きくて、ネットワークからユーザサポート、システム開発とあるわけだけど、
その中でシステム開発、とくに業務アプリ開発業界のうごきを1エンジニアの目から見てみる。
現状を端的にいえば、「非常に厳しい」ものとなっている。
日本の業務アプリ開発は長い間、客が提示する案件を大手SIが受注し、
それを大手SIの子会社と外部協力会社(派遣会社)から派遣された技術者がくみ上げていた。
ところが08年のサブプライム、リーマンショック以降、客が案件を提示しなくなった。
それがもろにでたのは通年4月から始まるはずの新規案件で、案件数が激減した。
業務とか言語とか関係ない。何でもかんでも一気に減った。
その結果、3月末日で終了した案件に投入されていた人材が一気に余剰人員となった。
また保守案件に携わっていた外注要員も、契約更新のタイミングでSIのプロパーと入れ替わりとなっていった。
入れ替わらなかった要員も、営業面では単価の引き下げが普通に行われ、
単価を受け入れられなくなった場合は、入れ替わりになった。
5月、6月になっても景気は回復せず、IT業界には待機要員がどんどんふくれあがっていった。
案件というパイは月が経つごとに小さくなっていったのに。
営業はそれまで名刺交換しかしていなかった会社にも赴いて、「よい案件はありませんか?」
「よい技術者がいるので、ご紹介したいと思いますがいかがでしょうか」と繰り返すばかり。
http://anond.hatelabo.jp/20090722121639