友達は選ぶべき
1投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2008年07月18日(金) 05時50分53秒
友達は選ぶべき2008 年 7 月 17 日
http://ssd.dyndns.info/Diary/?p=1885
週刊文春
「救急崩壊」最前線
秋葉原通り魔 武藤 舞さんは「見殺し」にされた!
週刊文春「医療再生プロジェクト」第一弾 伊藤隼也と本誌取材班

を読んだ。

まー、グダグダ書いてんだけど、要約すると、三行も要らない。
武藤 舞さんは肝刺創で、ロードアンドゴーすべきだった。
それなのに黄タグにトリアージミスされて、後回しにされて、手遅れになった。「タラレバ」定食いっちょーあがりー。

で、どーすんの。
武藤さんの気の毒なご遺族を焚き付けて、救急やってた都でも訴えさせんのか?もちろん、この事例は救急医療の関係者で、検討され、改善のための努力が為されるだろうし、そうあらねばなるまい。そこに、この自称医療ジャーナリストという素人が現れて、一般週刊誌にこんな扇情的な記事を書く。
この記事中には、救急医学会をサボって秋葉原に繰り出して出くわした元杏林大学の救急センターで働いていたという救急医が、混乱した現場について、この自称医療ジャーナリストにベラベラしゃべってんの。

お前なあ、ちったあ、考えろよと。
こんな自称医療ジャーナリストに、そんな内容をしゃべったら、どういう風に利用されるのか、そんなことも想像できない。
だから救急医は、KYって言われちゃうんだよ。
2投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2008年07月18日(金) 08時55分46秒
またコールドブルーの話か
3投稿者:牛丼  投稿日:2008年07月19日(土) 02時35分06秒

沢山出てくるカタカナ言葉がよくワカランけど、
後になって「こうするのがベストだった」というのが出てくるのは当然だし、そうでないと人の進歩は無いんだけれども、
じゃぁそのベストと実際を比較した時の隔たりに対して「コイツはダメダメ君だろう」だとか「吊るし上げられてしかるべき」
はたまた「牢獄に繋がれるべき」なんて言ってヒステリックに糾弾し出したら、キリがない。

少なくとも俺自身は「俺アホ杉」と後でorzする思うようなポカを、
業務上でもプライベートでも何度も数え切れないほど繰り返してオトナになってきたし、多分皆そうだろうから、
ある程度は「よかれと思ってやったコトは個人の責を問わない」世の中であってくれないと、
もう危なくって引き篭もりになるしかない。。。
4投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2008年07月19日(土) 06時29分28秒
いえね。
そもそも、医師患者間の信頼関係って何?

例えば、日本は、中国から、たくさんの食品を輸入していますが、日中の信頼関係はとても強いので、全数検査などやらずに申し訳程度にサンプリングして、スルー。

トヨタ様が派遣工を雇うときには、人材派遣会社を信頼して、人材の質を担保する。

業務システムを発注するときに、システム開発会社に、要求仕様を出して作らせる。
だけど、別にシステム開発会社の、実績・力量を事前に見定めるのは当然としても、それを信頼と呼ぶのは違う。
まあ長年付き合っていけば、できるかもしんないけど。

医療も同じで、同じ患者さんと主治医が長年付き合っていけば、信頼関係ができることもあるだろう。
しかし、「医療事故調査委員会がないと信用できない」なんて言うヤツと最初から信頼関係なんかできるわけないじゃん。
いや別に信頼しないなら、信頼しないなりの、付き合いをすればいいだけのこと。
医療は委任契約であるはずなのに、「信頼できない」なんてトンチンカンなことをほざくヤツは、絶対に信頼することで無限責任を負わせようとしている。
そして望まない結果になれば、「信頼を裏切った!!」と大騒ぎをする。
別に治す約束なんてしてないのに。
つーか、万が一、治す約束なんかしたら、賠償保険が使えなくなるのは知っているかね?>のんきな医者

信頼関係がないと成り立たない医療は、ぬるま湯の世界である。
そのぬるま湯を煮立てるなら、ま、お互い、ビジネスライクにいくしかありません。

患者は、医者の力量を懐疑的に見定め、一挙手一投足を監視し、医療ミスがないかチェック。
もちろん医師たる者、そんな患者さんの厳しい目など、意に介さず、泰然と医療行為を行い、診療の途中で突然斬り掛かられても、塚原卜伝の如く、鍋の蓋で受け止めなくてはなりません。
そんな緊迫感のある医療。
5投稿者:牛丼  投稿日:2008年07月19日(土) 09時37分18秒
>>4
輸入食品を「全数検査」なんぞで1点1点開封しちゃったら、商品全滅しちゃうじゃん。

企業間取引は、当然ながら納められたモノが期待した品質であることを契約条項に盛り込んでる。
派遣された人がダメダメ君だったらクビにするし、納品されたシステムが期待通りの仕様を満たしてなけりゃ突っ返すよ。

だから受け手の企業側にも、期待品質であることのチェック能力が求められる。
でもイチ個人にはそんなモノはない。だから、製造業の世界にはPL法というものが出来た。


>医療も同じで、同じ患者さんと主治医が長年付き合っていけば、信頼関係ができることもあるだろう。
>しかし、「医療事故調査委員会がないと信用できない」なんて言うヤツと最初から信頼関係なんかできるわけないじゃん。

長年付き合って生まれる信頼関係というのは属人的なもので、調査委員会云々というのはソレ以前、
医療全体に対する不信感を払拭しましょうという話だろう。

>患者は、医者の力量を懐疑的に見定め、一挙手一投足を監視し、医療ミスがないかチェック。

素人である患者が医療行為のチェックなんか出来るワケ無いだろ。

「ビジネスライクに」なんてコト言ってると、医者の世界にもPL法が出来ちゃうかも知れんよ。(笑
情報や技術面での非対称性という点では、メーカーVS消費者のソレと大差ないもの。。
6投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2008年07月19日(土) 19時58分14秒 ID:tEb7y6A1
じゃあ診療拒否もできるってことじゃん。
7投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2008年07月19日(土) 20時19分31秒
年収200万円の王侯貴族が絶望して日本を引き裂くが如く、年収1000万円のふつうの医師が絶望して日本の医療を崩壊せしめている。

日本の医療崩壊に対して、行われている政策。
例えば、医師の数を増やして、地域枠・地域奨学金を作って、医師不足を何とかする。

このスキームが、うまくいかなさそうなのは、自治医科大学が創設されて、何十年にもなるのに、言っちゃ悪いですが、あまり地域医療においてのプレゼンスを占めていない事実が物語っている。

しかし、それは断じて彼らのせいではない。
彼らを便利なコマとして、僻地絶望病院で、使い潰してきた、結果だ。それをまたしょうこりもなく、再現しようとしている。
地域医療を頑張るということ自体に明るい展望がなければ、絶望的な戦場に若い医者を投げ込んでもまたすり潰される結果になるだけ。
中小自治体病院をどんどん潰し、手当を削り、残った中核病院への負担を増やしていく。

そうした自治体病院で臨床能力を磨いた後で、開業して、自分の理想の医療を追求する。そんなかつての定番コース。

「開業医が儲けているから、病院の経営が成り立たない。開業医の報酬を減らせ。」

医療費を増やさない前提で、そういう主張をする連中は、そうした主張が、実はとても病院勤務医こその絶望感を高めていることにまったくもって無自覚である。
(ちなみに私はほとんど開業には無縁の診療科であるので、あくまで、他人事の意見です)

では、日本の医療を再生するために、どんな希望を、どうやって日本の医師に再び持たせるか。

シラネーヨ(www。
http://ssd.dyndns.info/Diary/?p=607
8投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2008年07月19日(土) 20時29分16秒
20文字以内でまとめて
9投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2008年07月19日(土) 23時56分28秒
トリアージは一般常識だろ
10投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2008年07月19日(土) 23時59分50秒
トリアージ、ビール
11投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2008年07月20日(日) 00時23分32秒
ひよもんのトリアージの話ってもう削除されたの?
12投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2008年07月20日(日) 00時25分01秒
>ひよもんのトリアージの話

どこでの話よ
13投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2008年07月20日(日) 12時40分37秒
自衛隊でも医師不足…防衛医大、診療科の選択を「調整」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080719-OYT1T00410.htm?from=main4
この問題は、以前から某医療崩壊愛好家のところに寄せられた防衛医大生の声として、伝え聞いておりました。
軍オタとして、防衛医官というのは、なりたいものではないけど、パラシュート降下訓練とかは受けてみてえとか、化学戦の勉強とかはしてみたい。もしかして、超極秘で、非人道的な人間兵器の研究とかしているのなら、是非参加してみたいとか妄想バリバリの憧れがあったりします。

防衛医大というのは、非常に入学偏差値は高く、一時は、首都圏の難関医大の、最後の模試と言われたくらい難しい試験だったらしい。
その難関を乗り越えられるような優秀な人間が、あえて、自衛隊に入るというのは、それなりに青雲の志を持って国防の礎にならんとする意志をもっていたのでしょう。

そうした彼らが、義務年限前に辞めたり、年季明けの直後に民間に下るのは、やっぱり「絶望感」というのが大きいのでしょう。
もちろん給料が安いとかもあるでしょうが、それ以上に、自分の医療技術を高められない職場環境というのが大きいそうです。
外科などで少ないのは、理解できます。
外科手術は大きな病院でなくては、技術を磨きようがありませんが、各地の自衛隊病院は小規模で、手術件数も多くは無さそうです。

自衛官である以上、駒であることは、否定できない事実です。
軍人というのは最悪、死んでくれと言われて死ななくてはいけない仕事です。
それが国防のためというのならば、そうする人もいるでしょう。
また、自衛隊の最近の仕事として、海外の紛争地帯に行き、医療を含めた支援をし、日本のプレゼンスを高める。
その仕事が過酷でも、意義深いものであれば頑張れると思います。

しかし、どこそこのクソ田舎で、クソ病院が潰れそうだから、ちょっと行ってこいとか、お前成績悪いから、外科とか産科ね。とか言われた日には、もう。
あとはカレンダーに除隊可能日を刻んで、毎日、バッテンで消すとか、違約金を払えるように必死で蓄財する(そしたら払える直前に事故って出費が増えたり)日々。
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