米ニューヨーク大学(New York University)のヌリエル・ルービニ(Nouriel Roubini)教授(経済学)は、世界は2012年をどうにか切り抜けることができるかもしれないが、それ以降は無理だろうと述べる。「2013年は最悪の年になり得る。ユーロ圏が全面危機に陥り、米財政赤字が頂点に達し、投資破たんが起き、中国経済もハードランディングするかもしれない」
米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)のコラムニスト、トーマス・フリードマン(Thomas Friedman)氏も、同様の暗い見通しを示し、「私たちが来年ダボスに戻ってくる頃には、穴はますます深くなっているだろう」と語った。