- 1投稿者:絵と言葉の間に優劣は無い 投稿日:2022年11月06日(日) 02時20分09秒
- 漫画は「言葉で説明するな」!?
――絵と言葉の間に優劣は無い――
https://imadegawa.exblog.jp/32869947/
■伝わるやり方で伝えればいいだけ
漫画やアニメについての、
「絵で伝えるのが上等で
言葉で伝えるのは下等」とかいう話は怪しい。
言葉で伝えるのが下等なら、
言葉でしか伝えない小説などは最下等ということになる。
「絵と言葉の組み合わせ」で伝えるのが
漫画というものなのだ。
言葉で伝えることそのものを そこまで下げることは無い。
漫画であれアニメであれ、
絵で伝えた方が伝わるのなら絵で伝えればいいし、
言葉で伝えた方が伝わるのなら言葉で伝えればいい。
それだけのことだろう
(念のために言っておくと、
ここで言う「伝わる」とは
ただ情報が伝わるというだけでなく、
「もののあわれ」を伝えることを含む話だ)。
- 2投稿者:漫画は「言葉で伝えるな」!? 投稿日:2022年11月06日(日) 02時20分44秒
- >>1
漫画家は、
ただの画家であるわけでもなければ
ただの文学者であるわけでもない。
絵と言葉をうまく組み合わせて
「漫画」を描く人なのである。
情報伝達において絵の比重が高いか
言葉の比重が高いかは
ただの個性にすぎない。
そこに上下は無いはずだ
(そのどちらの型であっても、
そのそれぞれに「うまい・へた」は有るだろうが)。
私としては、
ある種の少女漫画のごとく
主人公の独白が長々と続く形も、
昔の児童漫画にしばしば有った
「『ムシャクシャするぞ! ええい、殴ってやる』
→ボコッ!」みたいな描き方も嫌いではない
(暴力描写が好きという意味ではない)。
他方、
種村有菜の漫画のように
主人公自身が読者に何かを隠していて
心の内を中々 明かさない漫画も好きだ。