不発弾8千万個 消えない恐怖 投稿
- 3投稿者:引き手 12/08(火) 08:04
- 日本も除去支援 処理済はまだ1パーセント
握り拳ほどの大きさの金属球はずしりと重い。
爆発で飛び散る破片が人を傷つけるという。
ラオスの不発弾処理を支援するNPO法人「日本地雷処理を支援する会(JMAS)」の東京事務所で、
ボール爆弾の残骸の数々を見せてもらった。
数十種類の異なる型がある。
「いかに効率よく人を殺傷するかを考えて、
これだけの種類が作られた。
空恐ろしくなります」とJMAS事務局長の関広明は話す。
いまも年間40〜50人が不発弾によって死傷している。
JMASは、
カンボジアの地雷処理ボランティアのため、
自衛隊OBらによって2001年に結成された。
ラオスでの活動は06年から(だ:[引き手])。
不発弾や地雷処理の専門家だった元自衛官2人と総務担当1人が常駐し、
現地の作業員とともに爆弾処理を進めている。
政府の途上国援助(ODA)や寄付金で、
年間1億円ほどの経費をまかなう。
JMASの支援の下で処理された爆弾はこれまで(で:[引き手])計7万5000個(だ:[引き手])。
安全を確認した土地は29平方キロメートルになる。
とはいえ、
他国の事業を含めたこれまでの不発弾処理数は、
推定される不発弾全体の1パーセント程度にすぎない。
関は(言わく、:[引き手])
「何十年もの時間が必要な取り組みだ」(うんぬん:[引き手])と話す。(小山謙太郎)
(『朝日新聞グローブ』2015年8月2日号から引用)
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