悪質サイト管理者 警察庁、摘発へ「強い決意」  投稿
4投稿者:irtiutii 05/07(金) 12:24
警察庁の安藤隆春長官は十八日の会見で、ウェブサイトに掲載されている違法情報を
めぐり、「削除に応じない管理者は、刑事責任追及を視野にいれて取り締まりを強化す
る」と述べた。削除されない違法情報の大半が、特定のサイトに集中している事態を重くみて判断した。

中井洽国家公安委員長も同日、削除依頼の無視が続く
ようであれば、法制化も考えるべきだ−との考えを示した。

警察庁によると、違法情報や有害情報をめぐる通報を受理する民間の
「インターネット・ホットラインセンター」に昨年寄せられた通報は約十三万件。
このうち、わいせつ物や児童ポルノなどの陳列、規制薬物の広告、銀行口座の売
買などに関する違法情報は、二万七千七百五十一件(前年比95・3%増)あった。
違法行為の請負や集団自殺の呼び掛けなどの有害情報は、六千二百十七件(同1・6%増)。

同センターは、違法情報のうち一万六千四百九十六件について
、サイトの管理者に削除を依頼。うち88%にあたる
一万四千五百十八件は削除された。削除されなかった約二千件
のうち、62%が国内最大級の掲示板「2ちゃんねる」上に掲載されている。

警察庁の幹部は「実態をよく調査し、違法と判断した場合は、削除を強く管理者に求める。
応じない場合は『ほう助』容疑など、あらゆる法令を駆使して刑事責任追及もする」と強い決意を示した。

東京新聞 2010年 3月18日

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