霊界対談「鳥山明x藤子不二雄」  投稿
3投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛アホー 12/03(火) 01時09分54秒
F「いやね、鳥山君、君の作品は素晴らしいよ。『ドラゴンボール』も
ストーリーのスピード感やキャラクターの魅力で、世界中のファンを虜にした。
だけどね、私はどうしても君が置き去りにしたキャラクターたちのことが気になって仕方ないんだ。
その中でも特に牛魔王。彼を再登場させるチャンスはあったはずだろう?」
T「藤子先生、また牛魔王の話に戻るんですね…。でも、確かに言われてみれば、もっと出番を作れたかもしれませんね。」
F「そうそう。例えば私の作品で言うとね、『エスパー魔美』。
あれ、魔美の父親である画家の佐倉先生、覚えているかい?
あの人もね、作品全体の進行に直接関わるわけじゃないんだけど
彼の存在が魔美の成長に影響を与える重要な要素になっているんだ。
つまり、君の牛魔王も、悟空やチチに影響を与える形で物語に絡められたはずなんだよ。」
T「佐倉先生…確かに印象的なキャラクターでしたね。(全然覚えていない)
僕ももっとそういうところに力を入れるべきだったのかなぁ。」
F「その通り!例えばね、牛魔王が悟空と一緒に畑仕事をするエピソードとか、どうだい?
コミカルでほっこりしつつ、彼の存在感をアピールできたはずだ。
私の『モジャ公』みたいに、日常の中にちょっとしたシュールさを入れれば、君のセンスが光ったと思うんだがね。」
T「モジャ公…懐かしいですね!あの独特なキャラクターたち、僕も好きでした。(名前しか覚えてない)」
F「ドラゴンボールのバトルの合間にキャラクターの人間性を掘り下げるシーンがあるからこそ、読者はキャラクターに感情移入できるんだ。
私だって『バケルくん』で、変身能力を使っての大騒動の合間に、家族や友達との絆を描いているだろう?」
T「(バケルくんを全く知らない)確かに、藤子先生の作品みたいに、日常を大切にした話も描いておけば良かったなぁ。」
F「そうだよ!君の作品には、たとえばアラレちゃんみたいに日常系の面白さが元々あるじゃないか。」
T「確かにギャグ路線で牛魔王を活かす方法もあったかも…。」
F「だろう?それにね、君、キャラクターを忘れるということが、どういうことか本当に理解しているのかい?
例えば私の『チンプイ』のように、地球に来た宇宙人ですら存在感を保ちながら物語を進められるんだよ。それに比べて君は…!」
T「(肩をすぼめる)うっ…すみません、藤子先生。言い訳のしようもありません…。」
F「まぁ、わかってくれればいいんだ。ただね、君には霊界での新たな挑戦が待っている。
『牛魔王外伝』なんてタイトルでスピンオフを描けばいい。
ほら、私だって『パーマン』や『ウメ星デンカ』といった作品にいもチャレンジしたんだぞ。」

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