映画の話 投稿
- 40投稿者:三十路童貞 02/19(金) 22時50分49秒
- グリーン・インフェルノ観てきた
仕事帰り新宿武蔵野館へ。上映時間を2分ほど過ぎてしまい、立ち見での鑑賞。
映画で立ち見は『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』以来。
中に入ると丁度オープニングロールが終わり本編が始まるところだった。
立ち見といっても手すりのポールが肘掛となり、これはこれで見やすい。ど真ん中に陣取れたし文句なし。
ストーリーは、大学の自然保護サークル学生らが、森林破壊によって消え行く部族を守ろうと
ペルーにある未開のジャングルに赴いて、なかなか過激なゲリラ活動を敢行。
作戦は成功を収めるも、強制送還されるさなかセスナ機のエンジンが突如火を噴き、奥深い密林へと墜落。
そこで彼らが救おうとした部族、じつは食人族であったヤハ族に捕らえられてしまい1人、また1人と食べられていく・・。
しょせん際物だろうと残酷シーン以外まったく期待しないでいったら
思いのほか観客を引き込む見せ方がうまく、そちらの方に感銘を受けてしまった。
主人公である女学生ジャスティンの正義感と気の強さ、そして世間知らずのお嬢様育ちという脇の甘さから
知らず知らず密林への道へと引きずり込まれていく、一連の流れは違和感なくスムーズ。
始まりから飛行機がすでに飛んでいて、いきなり落ちてという雑な作りでも仕方ないかなと思っていた。
死に方、食われ方も人それぞれ。部族に捕まってから、最初の1人が解剖じみたエグイ殺され方をするのだけれど
その後の人にもずっとそれを続けなかったのは賢明だった。それだと単なる悪趣味映像集になってしまうし飽きてしまう。
捕らえられた檻の中、与えられた肉が部族の子供のものだと知った女性がその場で容器を叩き割り、自ら首を掻っ捌いたり
蟻攻めがあったり、葉っぱ好きの男性が服を着たまま貪り食われたり、意外性とバラエティがあった。
題材こそ「食人族」なんでゲテモノだけれど、小道具の使い方など映画として標準以上の出来。
といってもグロが苦手な人や、例え作り物でも血を見るのが嫌な人は観ない方が良いのは違いなく
実際に途中で気分の悪くなった方が居て、自分ともう1人の方が外に出て劇場係員を呼びにいく羽目になりました。
半裸の幼女がたくさん出てくるのでチータスにはお勧め。
レビューでも作品の出来という意味で評価はされてるんじゃないかなと
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