【速報】今日の気になるニュース32  投稿
324投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛アホー 02/27(木) 13時29分48秒
1とその数自身以外では割り切れない2以上の自然数「素数」が、どのような間隔で分布するかに関する
新たな定理を米英の2人の数学者が26日までに見つけた。
数学者からは「教科書を書き換える」との声も上がる成果。素数は小学校でも習う基本的な数だが、謎も多い。
新定理の結論は理解しやすい内容で、幅広い関心を集めそうだ。

数が大きくなると、素数はまばらにしか見つからない。1〜100の100個の中には2、3、5など
素数は25個あるが、同じ100個でも、10万1〜10万100には素数は6個しかない。
では数が大きくなると、素数の間隔は際限なく離れていくのか。新定理は「そんなことはない」と否定する結果を示した。
数学者の本橋洋一博士(素数分布論)は「素数が極端に偏ることなく分布するという数学の大予想があり、
その初の証拠と言えるのではないか」と説明する。

新定理は、英国出身でカナダ・モントリオール大のジェームズ・メイナード博士(26)と、米カリフォルニア大
のテレンス・タオ教授(38)がそれぞれ独自に見つけた。
例えば、ある素数と次に大きい素数の2個を考える。19なら次は23で、19〜23の5個の中に2個の素数がある。
だが数が大きくなっても、5個の自然数が並んだ中に素数が2個あるかは分からない。
新定理では、どんな大きな数でも、600個ごとに区切ると素数が2個含まれる場合があると分かった。
必ず2個あるわけではないが、2個の素数が含まれる600個ごとの区間は無限に存在する。今後の研究で、
区間の幅はもっと狭まる可能性があるが、現時点では600が最小の幅という。

2014/02/26 16:15 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201402/CN2014022601001180.html
英国出身でカナダ・モントリオール大のジェームズ・メイナード博士(左)と、米カリフォルニア大のテレンス・タオ教授
http://img.47news.jp/PN/201402/PN2014022601001330.-.-.CI0003.jpg

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