【速報】今日の気になるニュース31  投稿
409投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 11/08(金) 18時43分58秒
料理の価格は本物をベース…近鉄旅館システムズ

社長の辞任表明に発展した近鉄旅館システムズが運営する施設のメニュー虚偽表示問題で、食材の産地や品
種の偽装が判明した5施設の23品目のうち、同社が明らかにした8品目(4施設)の実際の仕入れ値は、
多くが、メニュー通りだった場合の3割程度だったことがわかった。

1割以下の価格のものもあった。近鉄旅館システムズは、経費節減のための組織的な偽装を否定しているが、
読売新聞の取材に対し「料理の価格は、本物をベースに決めていた」と認めた。

チョウザメの卵「キャビア」の偽装が明らかになった料亭・百楽荘(奈良市)。会席料理の一品として提供
したのは、ダンゴウオ科の「ランプフィッシュ」の卵を黒く着色した模造品だった。過去に仕入れた実績の
あるキャビアは100グラム1万1200円。世界三大珍味とされる高級食材だが、その1割にも満たない
840円で仕入れていた。

旅館・奈良万葉若草の宿三笠(奈良市)は、奈良県特産の地鶏「大和肉鶏」や、「三輪素麺」
などを偽装。修学旅行生らに「奈良らしいものを出したい」と考えたためという。

1キロ・グラムあたり3300円の大和肉鶏の代わりに、1000円程度のブラジル産鶏肉を使用。
県南部・吉野地方で作られ、1キロ4000〜5000円する吉野葛を使っているとした餅には、
1200円の県内産の別の葛を使っていた。

近鉄旅館システムズの北田宣之社長(59)は、6日の記者会見で「コスト削減のためでは」と報道陣に問われ、
「(現場に)そこまでの悪意があったとは思えない。(メニューの)見栄えを良くするためだった」と否定。
しかし、同社の担当者はその後の取材に対し、「料理の価格は、本物を使うことを想定して決める」と答えた。

(2013年11月8日17時59分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131108-OYT1T00662.htm
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20131108-847291-1-L.jpg

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