原発総合スレ7基目 投稿
- 596投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 04/02(月) 16時48分27秒
震災直後、原発事故担当の首相補佐官に起用された馬淵澄夫元国土交通相(51)は、
4号機の地下からプールの底までコンクリートを注入し、チェルノブイリの「石棺」のように
固めようとした。が、プール底部の調査で「強度十分」と見た東電の判断で見送られ、
支柱の耐震補強工事にとどめた。
当時の事情を知る政府関係者に聞くと、こう答えた。
「海水を注入しており、部材の健全性(コンクリートの腐食、劣化)が問題。耐震強度の
計算にも疑問がある。応急補強の間にプールから核燃料を抜くというけど、3年かかる。
それまでもつか。(石棺は)ダムを一つ造るようなもので高くつく。株主総会(昨年6月)
前だったから、決算対策で出費を抑えようとしたと思います」
原発推進は国策だが、運営は私企業が担う。政府は東電を責め、東電は「国策だから」
と開き直る。「国策民営」の無責任体制は変わらない。
民間事故調の報告書は市販開始3週間で9万5000部出たそうだ。1冊1575円もする
というのに。体面や営利に左右されない体系的説明に対する国民の飢えを感じる。
東北・関東で震度5級の地震が続いている。最悪の事態を恐れる者を「感情的」と
見くだす不見識を受け入れることはできない。リスク軽視で経済発展を夢想する者こそ
「現実的」という非常識に付き合うわけにはいかない。(毎週月曜日掲載)
http://mainichi.jp/select/seiji/fuchisou/news/20120402ddm002070119000c.html [google変換]
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