原発総合スレ7基目  投稿
339投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛アホー 03/11(日) 21時55分20秒
  東日本大震災をもたらした一要因である東京電力の福島第一原子力発電所について、英国国立原子力団体の安全政策部門の
元メンバー、ジョン・プライス博士は「間違った場所に建てられ、古い設計で据え付けられた原発」と評した。

一般社団法人サイエンス・メディア・センターによると、プライス博士は
、福島第一原発の1−4号機を2011年まで稼動させるべきではなかったと述べた。
福島第一原発では、米ゼネラル・エレクトリック(GE)製の原子炉「マーク1」を1−5号機で採用している。プ
ライス博士によると、1号機の設計は1960年代に行われたもので、2号機以降にも同様の設計が用いられた。

しかし1970年代には、専門家が「マーク1」のデザインの欠陥を指摘しはじめた。
またABCニュースによると、1976年にはGEの社員3人が、「マーク1」のデザインの欠陥を変更しない会社に抗議する形で辞職したという。
そのうちの1人、DaleBridenbaughさんは「(マーク1は)冷却材の喪失など、大きな負荷を考慮してデザインされていない」と明かしていた。
GEはその後、「マーク1」を改良し、より安全性の高い原子炉を提供するようになった。
しかし、日本は古い設計の「マーク1」を使い続けた。プライス博士の言葉を借りれば「より新しいずっと安全なモデルを購入するのではなく、
1971年型ボロ車に新しいタイヤをはかせる、ということをした」のだった。
もし、日本が新タイプの原子炉を福島第一原発に採用していたら、今回のような大惨事には至らなかったとも言われている。
オースラリア国立大学の原子科学教授、トニー・アーウィン氏は、ウェスティングハウス製AP−1000ならば、
自動冷却システムが備えられ、外部電源の供給を必要としないことから、今回のような重大事故でも無事だったはずだと述べている。
プライス博士は、日本が1990年代に行われた福島第一原発に関する規制検討委員会において、「マーク1」タイプの原子炉を
使い続けるかどうかの決定を「簡単」に行ったのではないかと考え、当時の議論がいずれ明らかになることを望むとした。(情報提供:IBTimes)

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0311&f=business_0311_028.shtml [google変換]

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