原発総合スレ7基目  投稿
150投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛アホー 01/08(日) 12時07分42秒
宇宙からの素粒子利用、福島原発炉心の透視作戦

 宇宙から飛来する素粒子を利用して、炉心溶融が起きた東京電力福島第一原発1〜3号機の
原子炉内部をレントゲン写真のように透視する技術の開発を、名古屋大学のグループが進めている。

 東電などは同原発の廃炉に向け、今後10年以内に溶融燃料の取り出しに着手する計画で、
それまでに燃料の位置を把握する必要があり、この技術開発を国も後押ししている。グループは、
同原発の放射線量が下がって、現場での作業が可能になれば実用化の研究に移る。

 開発を進めているのは、名古屋大素粒子宇宙起源研究機構の中村光広准教授らのグループ。
レントゲンのエックス線の代わりに、素粒子の一種「ミュー粒子」を使う。この粒子は物質を貫通する
力が強い一方、通り抜ける物質の密度が高いほど吸収され、数が減る。このため、原子炉内を通過する
粒子を観測すると、炉内密度の違いがわかる。

 総面積1平方メートルの特殊なフィルムを原子炉の近くに設置。粒子の痕跡を写し出して内部を
画像化する。核燃料は鉄などの炉の材料に比べて密度が高く、燃料のある部分はフィルムに淡く写り、
溶融燃料の位置や形状が鮮明にわかることが期待される。

 ◆ミュー粒子=物質を構成する12種類の素粒子の一つ。電子とほぼ同じ性質で、質量は電子の
約200倍。宇宙からの放射線が大気と衝突する時に発生する。手のひらに毎秒約1個の割合で降ってくる。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120107-OYT1T00500.htm [google変換]

タイトル
投稿者

メール