原発総合スレ5基目  投稿
977投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 06/13(月) 19:41
 ダイオキシンの発ガン性についても詳細な研究が行われています。詳しいデータは参考文献に譲りますが、動物実験の結果によればダイオキシンには発ガン性はなく、すでに発生したガンを増殖させる能力だけがあることがわかっています。後者の能力も強いものではなく、人間が日常取り入れている量の6万倍にあたる量のダイオキシンを投与して、ようやく10%の動物がガンを発生したというレベルにとどまっています。


 ただしWHO(世界保健機構)の分類では、ダイオキシンはそれまで「発ガンの可能性あり」だったものが、1997年に「発ガン性物質」へと変更されています。これは各国の専門家から成る委員会での投票により、11対9で決まったとのことです。発ガン性があるかないかが投票で決められるというのも本来妙な話ですが、そうでもしないと決着しないほどに専門家の意見も割れたわけで、政治的要因も絡んだ苦渋の決断だったようです。どちらが正しいのかは筆者あたりに判定できることではありませんが、いずれにしろ発ガン性があるかないかは極めて微妙で、タバコの煙や焼き魚の焦げほどのようなはっきりしたリスクではなさそうです。
http://www.org-chem.org/yuuki/chemical/dioxin.html [google変換]

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