原発総合スレ5基目 投稿
- 907投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 06/10(金) 06:31
- 福島第1原発:廃棄物汚泥 1立方センチに1億ベクレル
東京電力は9日、福島第1原発の敷地内にたまっている、高濃度の放射性物質を含む汚染水処理システムの概要を、
経済産業省原子力安全・保安院に報告した。この作業で発生する廃棄物の汚泥は、
1立方センチ当たり1億ベクレルの高濃度の放射性物質を含む。
増え続ける汚染水の処理を急ぐ一方、こうした汚泥の保管方法や最終的な処分先について
東電は工程表に含めておらず、新たな課題となっている。【比嘉洋、関東晋慈、八田浩輔】
15日以降に始まる汚染水の処理作業では、放射性物質除去の実績がある米キュリオン社製や仏アレバ社製の特殊な装置を使用。
水と放射性物質を含む汚泥を分離させる。汚泥には汚染水に含まれる放射性物質が凝縮されるため、高濃度になる。
東電は、この作業で年内に発生する汚泥の総量を約2000立方メートルと見込んでおり、集中廃棄物処理施設の一部に保管する方針だ。
ただ、施設には平常時の運転で生じた放射性廃棄物が既に保管され、1200立方メートル分の容量しか残っていない。
東電は、発電所敷地内に汚泥を保管するための専用施設を新設する。
問題は、汚泥が高線量で管理が難しいことだ。アレバ社も「毎時1000ミリシーベルトを超える汚染水から出るスラッジ(汚泥)は扱ったことがない」と認める。
平常時の放射性廃棄物は青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場に移送されているが、今回の原発事故で発生した廃棄物は処分先も決まっていない。
汚泥の処理について、原子力安全・保安院の西山英彦審議官は9日、「(汚泥は)日本でも出たことがないので、研究開発からやらないといけない。
安全規制、現実の処理の方法、法律上の処理を考えると、長いプロセスになると思う」と難航する見通しを示した。
東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「保管する容器をどう作るのか、どう処分するのかは決まっていない」と述べた。
毎日新聞 2011年6月10日 0時47分(最終更新 6月10日 1時21分)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110610k0000m040135000c.html [google変換]
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