カロビー民主党政権監視指導部9期目  投稿
982投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 12/27(月) 04:03
 「今のような日本でよいと思っているのですか」。

 ネット右翼を自認する青年は、そう前置いたうえで一気にまくしたてた。

 「日本人は年間3万人も自殺している。でも“在日”が自殺したなんて聞いたことがない。日本人だけが苦しんでいるんですよ」。

 彼の憤りの根底にあるのは、あくまでも“被害者”としての日本に生きているという認識である。そんなバカな、と間違いを指摘し
批判するのはたやすい。だが彼はそうした言葉を受け入れる気持ちにはならないだろう。真実はネットの中にあると信じている彼に
とって、学校教育とは日教組の洗脳にほかならず、メディアは左翼に牛耳られた陰謀機関でしかない。

 「いずれ外国人参政権が成立し、日本は“在日”や“シナ人”に乗っ取られる」。“危機感”のもととなっているのは民主党政権だ。
民主党が中国や北朝鮮という「反日国家」に融和的であると信じているネット右翼は今、主戦場をネットの掲示板から街頭へと
移しつつある。

 もともとネット右翼は、文字どおりネット掲示板の中だけで「愛国」や「反在日」「反中国」を訴える存在でしかなかった。しかし
昨今はパソコンに向き合うだけでは飽き足らず、リアル社会に「闘いの場」を広げている。

■憂国の戦士気取りでネットからリアルへ

 冒頭の青年が会員として所属する「在日特権を許さない市民の会(在特会)」などが、その典型であろう。2007年に発足した
在特会は、当初こそネット掲示板出自の有志によって作られた小さな政治サークルにすぎなかったが、現在、会員数は若者を
中心に約1万人にまで膨れ上がった。ネット論壇における一大勢力となっている。その活動はネットへの書き込みのみならず、
街頭へのデモや集会といった“リアルな闘い”も展開し、時に1000人以上の動員力を見せつけることもある。

 その名称が示すとおり、同会が最重要の政治課題としているのが在日コリアンの“特権剥奪”だ。日本は戦後一貫して
在日コリアンの犯罪や搾取によって苦しめられてきたという現状認識の下、会員に「不逞在日との対決」を呼びかけている。


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