【おうちに帰ろう】カロビー出席簿【る】  投稿
858投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 03/07(金) 09:45
一般的に正露丸の効能は以下の通りである。
下痢、消化不良による下痢、食あたり、はき下し、水あたり、くだり腹、軟便に効能がある。
おもに胃や腸の調子を整える。
歯髄炎による虫歯の痛みにも効能がある。

戦前には結核や虚弱体質などにも効果があるとされ、いわゆる万能薬として用いられていたようである。

しかし、主成分である日局木クレオソート(木クレオソート)は医療用医薬品としては歯科領域における鎮痛鎮静や根管の消毒用としてのみ許可されている。一方、一般用医薬品としては、下痢、消化不良による下痢、食あたり、はき下し、水あたり、くだり腹、軟便の効能が許可されている。木クレオソートは強力な殺菌防腐剤であり、高濃度での長時間作用は細胞を破壊し壊死させる性質を持つことから、正露丸の注意書きには「皮膚に付着したらせっけん及び湯を使ってよく洗ってください」と書かれている。歯科で使用する場合にも、誤って粘膜に触れた場合は直ちに洗浄を行うこととなっている。

そのため、正露丸はその使用法や適応症が確立されているにもかかわらず、危険な薬であるとされることがある。 実際に腸炎で入院した患者を調べたところ腸の内壁に正露丸が付着し炎症が起こっていたという症例報告もあり、長期間の連用や、定められた用量を超える服用については注意が必要である。特に感染症に起因する下痢で発熱・血便のある場合は、むやみに薬剤で止めようとせず、できるだけ排泄し、充分な水分を摂取することが望ましいとされている。

木クレオソートの止瀉薬としての作用機序についてはまだ完全に解明されたわけではないが、従来考えられてきた消化管内の殺菌によるものではなく、血中に吸収された木クレオソートが腸管の運動を正常化することと水分分泌を抑制することによるとする説のほうが現在では有力である。(ただし、大幸薬品のCMでは「腸の動きを止めずに下痢を抑える」と説明されている。)

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