しかし何1つ己の才能で認められる物を作り出す事が出来ない 投稿
- 69投稿者:チータス 11/25(日) 02:16 ID:REjFaYw2
- 前回までの所
ふと周りが明るくなっているような気配がした。
天井を見上げると、合間合間に置かれた白色のライトが
少しづつ明るくなっているのがわかった。
役人の話のあとで徐々にわかるこの部屋の人数
部屋全体に明かりが届いたであろうか
人数を把握しようと周りを見渡した時、一瞬また顔から血の気が引いた
部屋全体は無機質なコンクリートの作りで、
後方に先ほどの引き戸が1つと左右に扉が幾つもある
それ以上に周囲のコンクリートのあちらこちらに血の色が飛び散っていた
恐怖を相乗させるための演出だろうか
いや悪ふざけではない
血の色の手形が引きずられた模様など、あまりにリアルであるからである
白色に照らされた無機質な灰色に血のコントラスト
不気味で冷涼な感じに自分の震えが何から来る物であるのかわからなくなっていた
役人「この部屋の光景に驚いてる方が多く居るようですが
この部屋の光景は全て事実そのままです。
私達は既にこの方法で多くの方を裁いて来たのです。
早速ですが皆様にくじを引いて貰います。
この方法であなた方を追跡する者を決めたいと思います」
ほとんどの人たちが周りの光景に驚異し、うろたえながらも
恐る恐るくじ箱を持つ役人の前へ並びだした
タイトル