【ab】あめっくす出席簿【はじめり】  投稿
470投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 11/11(日) 15:17
H5N1型のトリインフルエンザウイルスは、鳥から鳥に感染するものであり、まれに人に感染することがあるが、ヒトインフルエンザウイルスと異なり、ヒトからヒトへの感染は確認されていなかった。しかし、トリインフルエンザウイルスの感染が広域化・長期化しているため、豚やヒトの体内で突然変異する危険性が高まっていた。多くのウイルス学者らは、ヒト新型インフルエンザの発生が15-20年の周期で起きる可能性をすでに1980年代後半から示唆しており、最後の新型インフルエンザ発生にあたる1977年のソ連風邪から、20年後に発生した香港トリインフルエンザが新型ヒトインフルエンザとして大流行する危険性を指摘していた。世界保健機構(WHO)も、香港1997年型の発生直後から、トリインフルエンザの監視体勢を強化しており、2005年には世界各地で流行しているトリインフルエンザが、いつ新型ヒトインフルエンザになって世界的な大流行(パンデミック)を起こしてもおかしくないと警告している。そうなった場合、最大で5億人が死亡すると試算されている。

人から人へ感染するウイルスへと変異した場合の人体に対する毒性であるが、現状存在するインフルエンザウイルスとの遺伝子交雑で生まれた新型インフルエンザウイルスの場合、毒性は減少すると考えられている。しかし、ヒトインフルエンザウイルスと交雑せずH5N1単体で突然変異を起こし、人への感染力を持った場合は、現状の強毒性を保ったままの可能性がある。 これは、スペイン風邪とソ連風邪のウイルス型が同一(H1N1型)であったにもかかわらず死者数に大きな違いがあったことの原因の一つではないかと考えられている。

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