3月16日公開「プラチナデータ」
1投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2013年03月06日(水) 21時42分26秒
犯人は、神楽たちの主治医である水上洋次郎だった。
 水上は、電脳デバイスで人間の精神を操る、という研究に取り憑かれていた。
そこで、通常の電脳トリップよりも強い電圧のデバイスを開発した。
それを用いて、人体実験を繰り返していたが、その電圧に耐え切れず、その実験台にされた人々は亡くなってしまった。
 何人も同様の状態で死亡していると、自身の関与が疑われると思った水上は、
電圧を上げてさらにトリップ感を得られるデバイスを闇で流通させ、カモフラージュしていた。
 水上の精液が『NF13』という結果になったのは、DNA検索システムの中で、
いわゆる『プラチナデータ』に登録されていたからだ。
プラチナデータとは、社会的地位、特権階級にいる人々のDNAデータにあたり、
彼らのDNAが検出されても、結果は『Not Found』と表示されるようになっていた。
こうしたプラチナデータがあったため、政治家たちはDNA登録の推進を後押ししていたのだった。
 蓼科兄妹たちは、志賀所長たちが秘密裏にシステムに紛れ込ませた『プラチナデータ』の意味に気づき、
その不正利用を防ぐため、『モーグル』という、真の結果を常に表示できるシステムを作成した。
ところが、それは水上が犯人であることを明らかにしてしまうものだった。
 そのことを知った水上により、蓼科兄妹は殺害されてしまったのだった。
 神楽・浅間の協力により、事件は解決したが、プラチナデータの存在は闇に葬られた。
 神楽はDNAの管理社会に嫌気が差し、辺鄙な田舎暮らしで陶芸家への道を進み、浅間はプラチナデータの秘密を口外しないことを条件に、刑事を続けることになった。
2投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2013年03月06日(水) 21時48分55秒
 "DNA捜査"によって検挙率100%、冤罪率0%になった近未来の日本が舞台となっている。ここで言う"DNA捜査"とは、単にDNAの型の一致により犯人を特定するものではなく、遺伝子の特性解析により、性別などはもとより、体格や性格・気性、遺伝的な疾患の有無など、犯人特定の手がかりとなるプロファイリングまでを行えるというものである。
 また、病院などで採取・登録されたDNAにより、遺伝子が類似した人物も割り出され、その人物の親戚が犯人である、といったことも判明するようになった。このシステム導入には、プライバシーの面を配慮し、反対する人々もいたが、法案は早期に成立。DNAの登録が推進されることとなった。

 完璧かと思われたDNA捜査のシステムであったが、とある事件により、問題点が浮き彫りとなっていく…。

【登場人物】
・浅間玲司: 警視庁捜査一課警部補。導入されたDNA捜査の担当刑事に任命される。昔気質の人間で、当初はDNA捜査に否定的な立場をとっていたが、その中で、通称「NF(Not found)13」事件解決に執念を燃やすようになる。
・志賀孝志:警察庁特殊解析研究所所長。
・神楽龍平:警察庁特殊解析研究所の主任解析員。陶芸家である父・昭吾の死をきっかけに二重人格「リュウ」が出現するようになった。
・水上洋次郎:新世紀大学病院の脳神経科教授。神楽龍平、蓼科兄妹の主治医。
・蓼科早樹:14歳ながら飛び級で大学を卒業。天才数学者であり、DNA捜査システムのプログラムを担当。自閉的な性格であり、隔離された大学病院に入院している。
・蓼科耕作:早樹の兄。早樹とともに、DNA捜査システム構築に尽力している。
・白鳥 里沙:日系アメリカ人。DNAプロファイリング研究者。
3投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛アホー  投稿日:2013年03月06日(水) 21時50分23秒
「電脳トリップ」という、トリップ体験ができる電子デバイスを使用中に、ホテルで女性が殺害される事件が起こった。ホテルに残された毛髪、体毛から、犯人はすぐに検挙された。
 だが、事件はそれだけでは終わらなかった。同様に、電脳トリップを使用し、乱暴後に拳銃で殺害するという事件が起こったのだった。残された精液によるDNAデータから、すぐに犯人は割り出されると思われていたが、DNA検索システムは「Not Found(NF)13」という結果を示した。これは、類似する遺伝子が登録されていない、というものだった。
 その後、蓼科兄妹が殺害される。おどろくべきことに、彼らを殺害するのに使用された拳銃は、NF13事件で使われたものと同一のものだった。彼らは死亡する前、神楽へ『DNA検索システムは不完全。モーグルを完成した』と、伝えていた。
 早樹の服には、神楽の毛髪が付着していた。そこから、神楽は彼らを殺害した犯人と疑われる。
 神楽には早樹たちに会った際、空白の数時間があった。というのも、彼は多重人格者であり、"リュウ"と呼ばれる人格で、早樹に会っていたからだ。本当に自分の人格が殺害したのか、確かめようとするが、リュウに確認することがなかなかできなかった。逮捕されることを恐れた神楽は、早樹たちの残した"モーグル"が事件解決の鍵になるのではないか、と早樹たちの別荘に向かう。
 一方、浅間は捜査に協力的であった志賀たちが、急に捜査打ち切りのために動いていたことを察し、背景に何かがある、と動き出していた。
4投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2013年03月06日(水) 22時06分16秒
貼り方の順番が逆やろ!
5投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2013年03月06日(水) 22時07分20秒
張り型に一家言ありの方だと見受けました
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