投票所入場券:性別欄廃止広がる  投稿
投票所入場券:性別欄廃止広がる
1性移行有権者に配慮を 2019/02/06(水) 08:25:00
投票所の入場券、廃止広がる「性別欄」 性への配慮尊重
https://www.asahi.com/articles/ASM245W89M24OIPE01Z.html

生まれつきの性と異なる性で生活する
トランスジェンダーの有権者による
投票の妨げにならないよう、
投票所入場券から性別欄を廃止する動きが広がっている。
性的少数者を支援する地元の民間団体も
性別欄の削除を呼びかけている。

2性移行有権者に配慮を 2019/02/06(水) 08:25:38

2月3日に投開票された愛知県知事選では、
県内54市町村のうち
34市町村が投票所入場券に性別欄を設けなかった。

県選挙管理委員会が1月29日、
各市町村選管に聞き取りで調査した。
性別欄を設けていないのは
名古屋市や豊橋市、岡崎市など34市町村。
うち安城市や西尾市などは、
選挙事務の担当者用に、性別がわかる印を付けているが、
有権者にはわからないようにしている。

知多市は、今回の知事選から性別欄を廃止した。
市選管の担当者は
「以前から検討していたが、
 2017年の衆院選は急な実施で
 準備が間に合わなかった」と説明する。
日進市は有権者から要望を受けたのがきっかけで、
17年の衆院選から廃止した。
市選管は
「性別欄を廃止しても、
 選挙事務で特に問題はなかった」という。

3性移行有権者に配慮を 2019/02/06(水) 08:26:10
一方、
瀬戸市や弥富市、長久手市など
20市町村の投票所入場券には性別欄がある。
このうち半田市や常滑市などは
「男」「女」ではなく、記号などを振っているものの、
性別欄自体は残っている。
県選管によると、
今後、性別欄の廃止を検討している自治体も
いくつかあったという。

性的少数者を支援する
民間団体「レインボーなごや」(名古屋市)によると、
トランスジェンダーの当事者は
「性別が書かれた投票所入場券だと、
 なりすましと思われるのでは」と悩むことがあるほか、
「投票所で周りにわかるような形で
 性別を確認された」といったつらい思いをすることがある。
レインボーなごやは16年の参院選直後から、
入場券の性別欄廃止を含めて選挙事務で配慮をするよう、
県選管に複数回申し入れている。

県選管はこれを受け、
投票所での本人確認を
見た目の性別だけに頼らないようにするほか、
どうしても性別を確認する必要があれば、
小声で尋ねるなどの配慮を
市町村選管に呼びかけている。(日高奈緒)

4性移行有権者に配慮を 2019/02/06(水) 08:26:35
〈投票所入場券〉 
選挙の告示・公示日以降に有権者に郵送される。
氏名や住所、投票所周辺の地図などが書いてある。
入場券があると、
投票所に来た人と選挙人名簿との照合がしやすくなる。
忘れたり紛失したりしても投票は可能。
「投票所入場整理券」や「選挙のお知らせ」などと
呼ぶ自治体もある。
(『朝日新聞デジタル』2019年2月5日10時20分)

5性移行有権者に配慮を 2019/02/17(日) 23:58:04
投票所での男女確認は必要か
『朝日新聞』「声」欄 2019年2月17日
LGBT団体役員 酒井 徹 (愛知県 35)
https://www.asahi.com/articles/DA3S13896819.html

生まれつきの性と異なる性で暮らす
トランスジェンダーの有権者への配慮が広がっている。
3日投開票だった愛知県知事選では、
県内54市町村のうち34市町村が
投票所入場券に性別欄を設けなかったと記事で読んだ。
県選管は、
投票所での本人確認を見た目の性別に頼らないようにし、
確認の必要がある場合も小声で尋ねるなどの配慮を、
市町村選管に求めるそうだ。

私が投票した投票所では、
職員が操作する投票用紙交付機の前に、
つい立てが設けられた。
交付機には黒の「男ボタン」と桃色の「女ボタン」とがあり、
男女別投票者を数える。
ボタンを押すところが本人や周囲に見えたら、
自分が男に見えるか女に見えるか
「品定め」されているように感じるが、
つい立て一つでその抵抗感は解消される。

しかし、
同じ県内でも半田市のように、
投票所の受付が銭湯のように男女別になっているところも
ある。
「配慮」のあまりの地域格差にがく然とした。

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