チーズの思い出
2投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2012年07月09日(月) 04時40分39秒
>>1 わかる。
だが同じ頃に子供時代を過ごした俺の家庭で供されていたチーズは、
ベビーチーズよりもっぱら↓この手の箱入りタイプであって
http://www.meg-snow.com/products/img_detail/048129l.jpg
中にはブロック状のプロセスチーズが透明なフィルムに覆われて収まっており、
均等に切り分けやすいようフィルムには1cm間隔ぐらいの赤いラインが印刷されていた。
子供時分の俺はチーズの味そのものはとりわけ好きではなかったものの、
果物ナイフなどで線に沿ってチーズを切るという行為には抗しがたい魅力を感じていて、
ただ切るだけとはいえ、力の加減を誤ると刃先がフィルムを切断できずチーズにめり込んでしまったり
切り始めは線に沿っているのに下の方へ切り進むにつれ斜めになっていってしまったり
ある種ゲーム感覚というのか、子供ながらに一人前の料理人の如き真摯な面持ちで
その作業に取り組んでいたことを今となっては微笑ましく思い出す。
俺にとってチーズとは切るためのものだった。
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(゚Д゚) <
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