ホルモン
7投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー  投稿日:2008年06月06日(金) 20時52分29秒

「上シロとレバーを」 (兄)「塩で?」 「はい」。 
(兄)「レバーは軽めに焼く?」 きっとその方がうまいのだろうとお任せする。
程なく1本ずつ置かれた「レバー」、表面だけ霜が降ったように色が変わっているが中はまだ生だ。かじると肝の甘さが広がって、さっとひける。早くも「うめえ〜」の声が漏れる。
真っ白でふわふわした淡雪のような「上シロ」。口に含むと白子のようにどろっとした液に包まれ、身はふわふわ。果たしてこれが「シロ」なのだろうか? 「今までの人生で食べてきたモツはいったい何だったのか」と同行者が頭を抱えだした。

レバ焼きがあまりに良かったので、「レバ刺し」(500円)も頼む。これがなんと表面?がシャキシャキするのだ。それを破ると甘さ・うまさが出てくる。初めての体験に同行者も「なんじゃ、こりゃ〜」。変な表現になるが「活きがいい」のだろう。

(兄)「チレもいいよ。ニンニクバターでどう?」 えっ、ニンニクバター?と思ったが、この店にしてはしっかり目に焼かれた「チレ」にとろけるバターの塩っ気・ニンニクの香りが、えもいわれぬ。もうどうにでもしてくれという気持ちになる。

このあたりで大将が登場し焼き方が交代。
(大将)「上シロは食べたか? じゃシロをタレでいってみな」 タレ?珍しいなと思ったら、やはり「上シロ」とは差が出る。それでもいままで食べてきたシロよりやわらかく、噛むと旨みが広がり、タレも旨みがすっとひいて良いのだ。普通の店ならこれで十分売りになるのに。改めてこの店の実力を知る。
(大将)「ハツ、タンまだ食べてないの?」 「まだです」 
(少したって大将)「ハツ、このくらいでどうかな?」 普通見るよりもレア気味で焼いてあるがこのほうが噛んでいてうまさがよくわかる。「いいですねえ」というと、「タン」は少ししっかり目に焼かれてきた。
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