かろびードラマ版セカチュー愛好会
35投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛アホー  投稿日:2008年10月10日(金) 14時21分10秒
特効薬キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!


白血病が“治る”ようになった!
 血液のがん白血病は、白血球が異常増殖する病気で、ドラマなどで“不治の病”として扱われることが多い。しかし、最近は薬の進歩で、病気の進行をかなり抑えられるようになっているというのだ。名古屋大学大学院医学系研究科血液・腫瘍内科学の直江知樹教授に聞いた。

 60代のAさんは、胃の裏側あたりが痛くなり、かかりつけのクリニックを受診。血液検査で白血病が疑われたため、直江教授を紹介された。

 名大病院で精密検査を行うと、正常な人は4000〜8000個/マイクロリットルの値を示す白血球数が7万を超え、逆に正常値400万〜500万個/マイクロリットルの赤血球数は217万個に減少、同10万〜20万個/マイクロリットルくらいの血小板数も8000個にまで減っていた。そして白血病細胞が認められたため、白血病と確定診断された。


●よく効く抗がん剤が登場。難治タイプでも96%が寛解

「白血病は大きく4つに分けられますが、Aさんは急性リンパ性白血病と呼ばれるタイプで、フィラデルフィア染色体という遺伝子に異常が認められるものでした。このタイプの白血病は、かつては極めて治療が難しかったのですが、イマチニブという抗がん剤が昨年、承認されたことで治療成績が大きく改善したのです」

 Aさんは、イマチニブを投与して63日目に白血球数などが改善し、「寛解」している。「寛解」とは、骨髄中の白血病細胞が5%以下になり、血液検査などの結果が正常化し、症状が消失した状態を指す。

「国内試験では、フィラデルフィア陽性の急性リンパ性白血病の人にイマチニブを投与すると、96%が寛解に至ることが分かっています」


 白血病のもうひとつのタイプである慢性骨髄性白血病の人にイマチニブを投与した海外の研究では、寛解率が97%と高く、寛解後も投与を継続することで病気の進行や再発が抑えられることも報告されている。残りの急性骨髄性白血病と慢性リンパ性白血病も、80%前後の寛解率だ。

「白血病の治療法として骨髄移植がありますが、骨髄移植は寛解してから行わなければ、治療効果が得られません。つまり抗がん剤による寛解が大前提。それをしっかり守って骨髄移植を行えば、“白血病が治る”時代が視野に入ってきたといえるのです」

 寛解して、症状がなくなったからといっても、体内には少なからず白血病細胞が残っている。そこで治療をやめると再発してしまうが、“不治の病”といわれていた時代とは一変したのだ。
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