カロックス地震活動監視部  投稿
878投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 11/20(木) 12時29分23秒
宮城県と山形県にまたがる蔵王山で、19日夜、比較的振幅の大きい火山性微動が発生し、地盤の変動を捉える傾斜計のデータに僅かな変化が観測されました。
気象庁は、蔵王山ではことし8月から活動の高まりが見られるとして、登山などで火口に近づく際には注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、蔵王山で19日夜、地下のマグマや火山ガスなどの動きを示すと考えられる火山性微動が3回発生し、
このうち19日午後10時前には、これまでに観測された中では比較的振幅の大きい微動が7分余りにわたって継続したということです。
また、この火山性微動に伴って、地盤の変動を捉える傾斜計のデータに山側が僅かに上がる変化が観測されたということです。
一方、GPSによる地殻変動の観測では特段の変化はないということです。
蔵王山ではことし8月から火山性微動が発生し、先月には、火口湖の湖面のごく一部が白く濁る現象も確認され、宮城県は、登山者や観光客に向けた注意を呼びかける看板を設置しました。
気象庁は、蔵王山では8月以降地震活動の高まりが見られ、過去には噴気孔ができたり火山ガスが噴出したりしていることから、登山などで火口に近づく際は注意するよう呼びかけています。

「地下の熱水やマグマの活動が活発化の可能性」

蔵王山の火山活動に詳しい東北大学の三浦哲教授は、「これまでも火山性微動は時々起きているので、急激に活動が高まっているわけではないが、
比較的規模が大きな火山性微動が発生したということは、地下の熱水やマグマの活動がこれまでより活発化している可能性があり、今後も注意深く見守っていく必要がある」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141120/k10013347831000.html [google変換]

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